SoftBank夏モデル2013夏モデル発表会の内容について書きたいと思います。
夏モデルのことは一切書きません。
夏モデルのスペック比較表をご覧になりたい方は下記をご覧ください。
SoftBank2013夏モデル発表! スペック比較表を作ってみた!

かなり長い記事となりますので、ご了承下さい。
この記事は、SoftBankの通信はどうなっているか?新しく始めたサービスの概要、発表会での質疑応答について実際に発表会をご覧になっていない皆様が見やすいようにまとめた記事となります。

1)
資料1
スマートフォンの販売台数の比率は去年82%を占めた。
スマホの時代がやってきたのだ。

2)
 資料2
スマホ普及により、5年でトラフィック量が60倍に膨れ上がってしまった。
SoftBankはスマホ化の比率が高まっているキャリアなので、一番早くトラフィック量が急速に増加していると考えられる。

3)
資料3
 パケットが詰まるというものを高速道路の渋滞に置き換えて表現した画像です。
サクサクスイスイ渋滞をなくすために工夫しました。

4)
資料4
SoftBankは予言していました、携帯電話は通話するものではなくスマホの普及によりデータ通信がメインになっていった。
SoftBankグループはモバイルがデータ通信がメインとなると推測していた。
パソコン中心の時代から、モバイルが中心になることを予想して、我らは努力した。

5)
資料5
この3つを重点的に、考えた。
 
6)
資料6
まずイーモバイルの買収により、iPhone5などで使えるLTEの帯域は2つの帯域と増えた。
つまり高速道路の車線が一本増えたということである。
そのため混まなくなり速度が安定した。
たくさんのデータ情報を裁くためにはこうすることで効率化する。

7)
資料7
 我らSoftBankは世界の中でも頑張ってWi-Fiスポットを設置するのに務めた。
他社の通信事業者の方は、なぜWi-Fiスポットなんかを作るのか?と昔笑っていたが、スマホにWi-Fiが標準搭載されること、データを逃がすのにはWi-Fiが有効的だというのを見越して我らスポットの設置に全力をあげた結果が上記の表である。

8) 
資料8
WEB方式からSIM方式に変更することに寄って、接続と認証の時間を短縮した。
サクッと接続できるようにした。
より快適にWi-Fiへの接続を可能にした。

9)
資料9
 街中にWi-Fiスポットを作ると、スマホがWi-Fiの電波をたくさん拾って混信してします。
我らはWi-Fiスポットを世界で一番多く作ったが、混信してしまって接続できなかったら意味が無い。
 
10)
資料10
Wi-Fiの電波が安定する所まで接続し、Wi-Fiの電波が弱くなったら接続を殺し、3GやLTEに早期に切り替えるようにした。
世界でたくさんWi-Fiスポットを作った我らは弱くなったらWi-Fiを殺すというものを世界に先駆けて行った。
 
11) 
資料11
 トラフィックは全国ではなく都市部に集中している。

 12)
資料12
 従来の一般的な基地局では都市部ではダメなのである。
上の図のように小セル化を行えば、データのキャパシティが増え、速度低下を抑えられる。
 
13) 
資料13
しかし12)では新たな問題が出てきた。
基地局が近くなりすぎて電波が干渉してしまう。
それを解決するために、クラウド基地局というものを行った。
基地局をクラウド化することによって、電波干渉の調整が容易になる。
今まで制御装置は基地局一個ずつにあったが、それをセンター側でひとまとめにすることによってもたらされる効果であり、小セル化した複数の基地局が一つの基地局としてみなされるような感じになるのである。(AXGPのSoftBank4Gにて)

14) 
資料14
基地局を作るに伴い、ビックデータを利用して作るようになった。
週末は混まないが、ウィークデーのラッシュに混むなど。
どの機種が接続率がどうなのか?など自社だけではなく他社の通信ログを分析して、どこに基地局を増やせばいいのか?考え運営している。

15) 
資料15
 14)に伴い、SoftBankのパケット通信の繋がりやすさはNO.1となった。
未だにSoftBankの接続は悪いというイメージがあるが、3社の中で継続的に一番いい接続率となっている。 
基地局のクラウド化など世界で最先端の技術を使っている。

16)
資料16
パケット通信だけではなく音声通話も世界で一番つながりやすい音声通話、パケット通信を実現できた。
これは宣伝ではなく科学的根拠に基づいた結果である。

17)
資料17
 上記のことから、通信速度もNO.1となった。
これは第三者機関の調べによるものである。

18)
資料18
iPhone5、iPadなどはFDD-LTEを利用し、AndroidではAXGP(TD-LTE)を利用している。
そのため2つの高速ネットワークを効率的に活用することによってトラフィックを分散しているため、快適なネットワークが利用できる。

19)
資料19
つまりSoftBankはスマホの機種を最大限生かせるように、通信事業者として、つながりやすく、高速なネットワークを構築し、提供できる世界最強である。
 
ここからは説明会では機種の説明ですが、それは飛ばします。
機種の記事は下記をご覧ください。
SoftBank2013夏モデル発表! スペック比較表を作ってみた!

20)
資料20
SoftBank HealthCareというものを始めます。

21)
資料21
 最新のFitbitがSoftBank独占で販売することが決定しました。

22)
資料22
 これをずっとつけていることによって、行動を転送します。
 活動量をワイヤレスで同期します。

23)
資料23
 歩数や距離、その日の統計がグラフでぱっと見れる。
また消費カロリーもグラフでひと目で見ることができる。

24)
資料24
 ずっとつけていれば、睡眠時間も計測します。
寝ている時に手の動きなどで計測し、深い眠りなのか、浅い眠りなのかをこちらもグラフで表示する。
これもSoftBankのクラウドで保存されるため、自分の生活管理をすることが可能である。

25)
資料25
 タイムマシン機能というものがあり、自分が未来でどんな顔なのかを推測してくれる。

26)
資料26
さらに24時間365日電話での無料健康相談が可能です。
HealthCareの専門の者にお繋ぎする。
専門のドクターに見てもらったほうが良いという判断の場合無料で相談できる。

27)
資料27
全て込みで月々490円となっています。

28)
資料28
ちなみにゴールデンボンバーとIKKOさんが不健康で過ごした20年後を見てみましょう。


・質疑応答
Q:シンプルスマホについて、なぜこの時期に出すのか?狙いはなんなのか?

A:周りがスマホになる中、年配の方々もスマホを使いたい。
しかし、スマホは難しい、機能がいっぱいあるのはいいが、見やすいのがいい。そして安い。
そういうコンセプトで作りました。

Q:シンプルスマホやHealthCareなどが出ているので、機種の競争だけではなくどのような展開をしていくのか?

A:スマホの特徴として、ソフトウェアであるOSは日々進化している。
半分であるソフトウェアはどんどん改善できる。
機種は絞って、新しいサービスなどシニア向けなどの取りこぼしの部分や幅を広げる部分に我々が参入した。

Q:先日ディッシュがスプリント買収について、SoftBankの説明は不適切だと言われたがこの件について反論などは?
 
A:ディッシュの方がミスリーディングであるとコメントさせていただいております。
我らはシナジー効果がどのくらいあるのか、双方の資産の違いについて大きなところを占めると思うので、そのために世界で最先端の技術を利用している我らはスプリントに対するシナジー部分について考え、成功している我らを具体的なシナジーとして表現できた。
双方の資産の根底的な問題であるシナジーの補強の回答ができた。

Q:iPhoneで使ってる4GLTEはiPhone以外に使わないのか?
A:iPhone用に4GLTE、Androidには4Gというようにした。
iPhone5のLTEの接続はイー・モバイルの1.7GHzも使えるようになったので、KDDIさんのと比べるとはるかに良いという結果が出た。
そのためこの住み分けは現在有効だと思われるが、未来に住み分けをやめることも十分にありえる。

Q:インテルのCEOがSoftBankのスプリント買収を支援したが、どう思われるのか?
インテルとの今後の付き合いは?

A:インテルのCEOの発言は1シリコンバレーのリーダーとしての発言である。
インテル以外にもたくさんの方から応援の声を頂いている。
インテル社との業務上の契約も今後あるかもしれない。

Q:今後ガラケーはどうなるのか?

A:今後はスマホに力点を当てる。
ガラケーを使いたいと思う方も居ると思います。
しかしガラケーは進化はスマホと比べると遅いため、現状では売れている機種が店頭に残る。
今後ちょくちょくガラケーの新製品が出るかもしれない。

Q:SIMロック解除出来る機種は出すのか?

A:SIMロック解除は求める声があるが、端末の補填金が高くなるため、SIMロック解除の機種は今まで提供してきたが、あまり売れなかった。
そのため、現在はSIMロック解除の需要は多いとは思えない。
今後そういう声が出たら提供する予定だ。
SIMロック解除を有効にすれば端末料金が高くなるデメリットも有るため、需要が多くはならなかったのだろう。

Q:主要なiPhone等SIMロック解除の要望が少ないというのは難しいのではないか?
A:世界的に見てSIMロック解除出しているところは少ない。
そうすることによって補助金が少なくなり結果端末が高くなる。
現在はSoftBankiPhoneはほぼ無料で使えてる。
そのため他の国で買ったほうがいい方法だと考える。

Q:Wi-FiスポットのSIM認証はどういうものなの?

A:特許ではなく、弱い電波のWi-Fiを拾ってしまうことが少なくなる技術である。
Wi-Fiを世界で積極的に使ってる我らができる最高の手段である。
Wi-Fiをオフにしなくても良くなるのである。

Q:スマホの次の端末が世界で出ていますが、Googleグラスなどがありますが、孫さんはどのように考えているのか?

A:そういう動きは出てくるでしょう。そのときはSoftBankも対応したい。

Q:docomoのGALAXY S3はSIMロック解除できて、売れている。
売れない機種をSIMロック解除して売れなかったという結果なのではないか?

A:今回の発表の機種はSIMロック解除の対象ではないけれど、声が出れば検討する。
docomoの機種でSIMロック解除の要望が多く来ているという情報はあまり聞かない。
需要は少ないんだと思う。

Q:昨日の通信障害について。

A:無事に復旧できた。
HPの方で詳細は記載されているので見ていただければ幸いです。

Q:つながりやすいということで、クラウド基地局を4Gでやっているようですが、4GLTEでクラウド基地局をやるのか?
プラチナバンドはどうなったのか?

A: プラチナバンドは他社もやっていることなので、言わなかった。
しかし貢献してるのは確実である。
繋がりにくいというイメージはプラチナバンドを我々が持っていなかったからだと思う。
他社を追い越す事ができたのは、たくさんの技術を使ってパケ詰まりなどを防いだ。
 
Q:本日株価が上昇しましたが、孫社長はどう思うのか?

A: アベノミクスは日本の経済、株価に良い影響を与えている。
そのてんでスマホの普及などが促進されれば私らも嬉しい。

Q:4Gと1.7GHzのFDDを使えるポケットWi-Fiはどういう契約なのか?

A:SoftBankでの契約になる。
詳しいことは発売前に再び発表させて頂きます。

Q:ディッシュの対抗買収について、スプリント買収の件でなぜTD-LTEを強く言って、TD-LTEを商用でやっていることに何のメリットがあるのか?
スプリントがクリアワイヤを買収するが、

A:スプリントはクリアワイヤの51%の株式を持っている。
スプリントにクリアワイヤが自社の株を渡すため、すでに6x%持っているということになる。
つまり小会社になることは明確。
2.5GHzはTD-LTEに最適であり、クリアワイヤも持っている。
120MHz幅持っているクリアワイヤを買収するが、スプリントもクリアワイヤもTD-LTEのことはよく知らないため、我らの技術が参考になるのではないのかと考える。
確実に成功できるパートナーとしてディッシュではなく我らであり、我らの経験が生かせるからTD-LTEについて強く言った。

Q:SIMロックフリーの持ち込み契約について、できないと思うし、APNも提供してないので接続できない。

A: そういう要望が沢山あれば検討する。
今のところはそういう声は少ないため、現状はやらない。

Q:西日本の障害について、詳しい原因についてHPには載っていない。

A:私も昨日の今日なので詳しい状況がわかればHPの方に正式に発表したい。

Q:HealthCareについて、docomoや楽天も参入しているがどのように?差別化していくのか?

A:クラウドを使って楽しく、便利に使い、電話無料サービスなどもあるためかなりよいサービスなどもあるんではないか。
充実していてスマホと完全連動というのは我々が一番だと思う。

Q:HealthCareサービスについて電話でということですが、シニアを意識したものなのか?
アプリなどもあるが、SoftBankでなぜやるのか?ノウハウなどは?

A:クラウドなどを含めて、安い価格でフルセットは我々が初めて。
だから我々のサービスは良いと思う。


このようになっています。
SoftBankはいろんな技術があり、いろいろなサービスを始めることが分かりました。
これからもよいネットワークの提供を頑張っていただきたいと思います。