こんばんわ。
今日はニュースですね。
あくまで報道であり、NECカシオは否定しています。 
正式にスマホ撤退が発表されました。
携帯電話事業の見直しについて 

簡単に要約すると、スマートフォンの開発を終了します。
また、既存に発売したモデルのサポートは引き続き行うようです。
タブレットと、ガラケー(フューチャーフォン)の開発は埼玉日本電気株式会社(埼玉NEC)が引き続き続けるようです。 

またパナソニックも撤退を検討しており、今後どうするか正式に発表する予定だそうです。 
MEDIAS、G’z Oneなどというブランド名で発売していたNECカシオがスマホ事業撤退を検討中とのことです。
NECカシオは、2010年に日立、NEC、カシオが統合して出来た会社ですが、撤退検討ということで、かなり厳しい状態だということがわかります。

ガラケー時代は比較的輝いていた、NECでしたが、スマホ事業では不具合などが多発しており苦戦しておりました。
快進撃のMEDIAS W N-05E(2画面スマホ)は比較的売れていたのにもかかわらず、業績は回復しなかったようです。
また、夏モデルではdocomoの売れ筋メーカーであるソニーのXperia A SO-04EとサムスンのGALAXY S4 SC-04Eの価格を安く提供するツートップ戦略によりさらに追い打ちをかけられたかのように販売数が伸びませんでした。
ちなみに販売台数は、
docomo夏モデル比較
Xperia A は83万台を突破
GALAXY S4は40万台を突破
AQUOS PHONE ZETA、ARROWS NXは7万台
ELUGA P、MEDAS Xは1万台~2万台と
ツートップ戦略の結果がそのまま販売台数に出てしまいました。
PanasonicのELUGAもdocomoでは販売台数が伸びないため、冬モデル以降は提供を停止することとしています。

またNECは提携している中国とのレノボとの携帯事業統合も条件が合わずに失敗とのことです。


少し寂しいですね。
ガラケー時代は比較的輝いていたのに、スマホでは奮わなかったですし、docomoの戦略などの被害に遭ってかわいそうだと思います。
特にツートップ戦略は人気や知名度の低いMEDIASにとってはかなり悪いように効いた戦略となりましたね。
SHARPと富士通は比較的販売台数があったものの、2万台に行かないPanasonicとNECはかなり厳しいでしょうね。
もっと日本メーカーにも優しくしてあげてもいいかと思います。
ツートップ戦略をしても純減だったdocomoは、メーカーを巻き込んでまで失敗戦略を行ったように見えて個人的に許せないですね。
話は変わりますが、日本のキャリアなのですから日本メーカーを応援すればいいのに韓国のサムスンを前に出したという事も許せません。
今年第1四半期のスマホの国内出荷台数が、
Apple(39.6%)、SHARP(14.6%)、ソニー(13.3%)、富士通(8.3%)、HTC(6.6%)、サムスンの順です。(5番手までしか比率は出てません)
docomoは出荷台数の多いSHARPと富士通を前に出さないで、わざわざ6番手のサムスンをツートップにする意味がわかりません。
やはりdocomoはタイゼンやS3の売り方など、少々サムスンとの癒着があるとしか思えませんね。
もっと国内メーカーを優しくする戦略をするべきだと私は考えます。
少々個人的な意見が多く入ってしまいましたが、記事は以上です。