こんばんわ。
先ほどNexus7をKDDIでも取り扱うという記事を書きましたが、日本国内で発売されるLTE版のNexus7は北米版のものだということがわかりました。
そこでどのLTEを掴めるのか解説したいと思います。
KDDIがNexus7第二世代を8月28日に発売することを発表しました。
New Nexus 7(第二世代)が発表されました!第一世代との比較!
New Nexus 7第二世代と、AQUOS PAD SH-08Eをスペック比較してみた!
先ほどNexus7をKDDIでも取り扱うという記事を書きましたが、日本国内で発売されるLTE版のNexus7は北米版のものだということがわかりました。
そこでどのLTEを掴めるのか解説したいと思います。
KDDIがNexus7第二世代を8月28日に発売することを発表しました。
New Nexus 7(第二世代)が発表されました!第一世代との比較!
New Nexus 7第二世代と、AQUOS PAD SH-08Eをスペック比較してみた!
まずNexus7が対応している日本/北米LTE版のバンド/周波数はこちらです。
LTE周波数(バンド):700(B17)/750(B13)/850(B5)/1700(B4)/1800(B3)/1900(B2)/2100(B1)/MHz
3G周波数(バンド):850(B5)/900(B8)/1900(B2)/1700(B4)/2100(B1)MHz
となっています。
GoogleNexus7ページ(View full tech specs)
Nexus7仕様ページ(ASUS)
追記:国内で発売されない欧州版のLTE周波数の対応関係のコメントを頂いたのでこちらも書きたいと思います。
欧州版
LTE周波数(バンド):800(B20)/850(B5)/1700(B4)/1800(B3)/1900(B2)/2100(B1)/2600MHz(B7)
3G周波数(バンド):850(B5)/900(B8)/1900(B2)/1700(B4)/2100(B1)
携帯電話の周波数帯、バンドをまとめてみた!
こちらの記事でもまとめた通り、日本のLTEの展開は下記のようになっています。

LTEのバンド数が合うのは、バンド1とバンド3のみですね。
つまり新型Nexus7(第二世代)で利用できるLTE/3Gは
・docomo Xi/FOMA
北米/日本版
LTE:2100MHz帯(1)と1800MHz帯(3)
3G:2100MHz帯(1)と800MHz帯(19)
800MHz帯の(19)はバンド6を含んでおり、Nexus7に対応しているバンド5もバンド6を含んでいます。
つまりバンド19はバンド5を使えるということになります。
docomoで使っているバンド19の帯域は上りが830~845MHz、下りは875~890MHzとなっており、
バンド5は上りが824~849MHz、下りが869~894MHzということで、docomoのバンド19の帯域と合致しています。
しかしdocomoプラスエリアが使えるかは不明です。(おそらくバンドを内包してるだけで使えない可能性が高い)
実際に使えなかったようです。
NEXUS 7 2013 FOMAプラスエリアを検証してみた(我流かもしれないMTB整備と林道ツーリングさん)
docomoの場合docomo端末用のISPであるspモードは使えません。
そのためNexus7で使いたい場合はMoperaUを契約して下さい。
Mopera Uスタートキャンペーン
欧州版
LTE:2100MHz帯(1)と1800MHz帯(3)
3G:2100MHz帯(1)と800MHz帯(19)
B19は北米/日本版同様利用可能かは不明
・au 4G LTE
北米/日本版
LTE:2100MHz帯(1)
現在auのiPhone5で主に使われている帯域です。
Androidで使われている800、1500MHz帯の電波は使用不可能です。
ただし、3Gは対応してないためLTEがそもそもつながるか?という問題もあります。
欧州版
LTE:2100MHz帯(1)
・SoftBank 4G LTE/3G
北米/日本版
LTE:2100MHz帯(1)
現在SoftBankのiPhone5で主に使われている帯域です。
現在SoftBankがメインで使っているLTEの帯域です。
3G:2100MHz帯(1)と900MHz帯(8)
こちらはプラチナバンドの3Gが利用できます。
欧州版
LTE:2100MHz帯(1)
3G:2100MHz帯(1)と900MHz帯(8)
・EMOBILE
北米/日本版
LTE:1800MHz帯(3)
現在EMOBILEのスマートフォンとSoftBankのiPhone5で主に使われている帯域です。
欧州版
LTE:1800MHz帯(3)
上記を見てみると、LTE対応バンドが少ないのが否めません。
まあマイナーなバンドでLTEを展開しているauが悪いのもありますが、auで良い方のLTEが非対応っていうのがとても残念ですね。
まあ元々3G自体もCDMA2000は非対応なので、au回線でNexus7を運用するって方は少ないかと思います。
それに対してdocomoとSoftBankは比較的メインで運用しているLTEが対応バンドの中に入っているので良いですね。
なんか変な記事(バンド3のLTEが対応してないみたいな書き方の記事)などが飛び回っているようでしたので、正式なページを見て解説しました。
MVMOのSIMを使う場合は、docomoが比較的大きく展開していますからdocomoで使うのが使いやすいかと思います。
特にこちらのSIMカードはいいかもしれませんね。
http://www.ocn.ne.jp/ld2/mobile/entry-d-lte980/?wapr=521b2623
また自分で使っている携帯電話のSIMを差し替えて使うっていう方もいるかと思います。
特にSoftBankのiPhone5で使われている黒SIMをさすのが電波的にはベストかも知れません。
その時は是非上記の表をご利用下さい。
また、まだちゃんと動作するかどうかはわかりませんので、あくまで参考程度にお願いたします。
間違いなどがあればご指摘の方お願い致します。
記事は以上です。
LTE周波数(バンド):700(B17)/750(B13)/850(B5)/1700(B4)/1800(B3)/1900(B2)/2100(B1)/MHz
3G周波数(バンド):850(B5)/900(B8)/1900(B2)/1700(B4)/2100(B1)MHz
となっています。
GoogleNexus7ページ(View full tech specs)
Nexus7仕様ページ(ASUS)
追記:国内で発売されない欧州版のLTE周波数の対応関係のコメントを頂いたのでこちらも書きたいと思います。
欧州版
LTE周波数(バンド):800(B20)/850(B5)/1700(B4)/1800(B3)/1900(B2)/2100(B1)/2600MHz(B7)
3G周波数(バンド):850(B5)/900(B8)/1900(B2)/1700(B4)/2100(B1)
携帯電話の周波数帯、バンドをまとめてみた!
こちらの記事でもまとめた通り、日本のLTEの展開は下記のようになっています。

LTEのバンド数が合うのは、バンド1とバンド3のみですね。
つまり新型Nexus7(第二世代)で利用できるLTE/3Gは
・docomo Xi/FOMA
北米/日本版
LTE:2100MHz帯(1)と1800MHz帯(3)
3G:2100MHz帯(1)と800MHz帯(19)
800MHz帯の(19)はバンド6を含んでおり、Nexus7に対応しているバンド5もバンド6を含んでいます。
つまりバンド19はバンド5を使えるということになります。
docomoで使っているバンド19の帯域は上りが830~845MHz、下りは875~890MHzとなっており、
バンド5は上りが824~849MHz、下りが869~894MHzということで、docomoのバンド19の帯域と合致しています。
実際に使えなかったようです。
NEXUS 7 2013 FOMAプラスエリアを検証してみた(我流かもしれないMTB整備と林道ツーリングさん)
docomoの場合docomo端末用のISPであるspモードは使えません。
そのためNexus7で使いたい場合はMoperaUを契約して下さい。
Mopera Uスタートキャンペーン
欧州版
LTE:2100MHz帯(1)と1800MHz帯(3)
3G:2100MHz帯(1)と800MHz帯(19)
B19は北米/日本版同様利用可能かは不明
・au 4G LTE
北米/日本版
LTE:2100MHz帯(1)
現在auのiPhone5で主に使われている帯域です。
Androidで使われている800、1500MHz帯の電波は使用不可能です。
ただし、3Gは対応してないためLTEがそもそもつながるか?という問題もあります。
欧州版
LTE:2100MHz帯(1)
・SoftBank 4G LTE/3G
北米/日本版
LTE:2100MHz帯(1)
現在SoftBankのiPhone5で主に使われている帯域です。
現在SoftBankがメインで使っているLTEの帯域です。
3G:2100MHz帯(1)と900MHz帯(8)
こちらはプラチナバンドの3Gが利用できます。
欧州版
LTE:2100MHz帯(1)
3G:2100MHz帯(1)と900MHz帯(8)
・EMOBILE
北米/日本版
LTE:1800MHz帯(3)
現在EMOBILEのスマートフォンとSoftBankのiPhone5で主に使われている帯域です。
欧州版
LTE:1800MHz帯(3)
上記を見てみると、LTE対応バンドが少ないのが否めません。
まあマイナーなバンドでLTEを展開しているauが悪いのもありますが、auで良い方のLTEが非対応っていうのがとても残念ですね。
まあ元々3G自体もCDMA2000は非対応なので、au回線でNexus7を運用するって方は少ないかと思います。
それに対してdocomoとSoftBankは比較的メインで運用しているLTEが対応バンドの中に入っているので良いですね。
なんか変な記事(バンド3のLTEが対応してないみたいな書き方の記事)などが飛び回っているようでしたので、正式なページを見て解説しました。
MVMOのSIMを使う場合は、docomoが比較的大きく展開していますからdocomoで使うのが使いやすいかと思います。
特にこちらのSIMカードはいいかもしれませんね。
http://www.ocn.ne.jp/ld2/mobile/entry-d-lte980/?wapr=521b2623
また自分で使っている携帯電話のSIMを差し替えて使うっていう方もいるかと思います。
特にSoftBankのiPhone5で使われている黒SIMをさすのが電波的にはベストかも知れません。
その時は是非上記の表をご利用下さい。
また、まだちゃんと動作するかどうかはわかりませんので、あくまで参考程度にお願いたします。
間違いなどがあればご指摘の方お願い致します。
記事は以上です。
コメント
コメント一覧 (4)
新型Nexus7・LTEモデルが発表され、SIMフリーで使いたいと考ているんですが、
FOMAプラスエリアが使えるかどうか非常に気になります。
FOMAプラスエリアについて本文中に 「 おそらくバンドを内包してるだけで使えない可能性が高い 」 と
書いてありますが、可能ならもう少し具体的に説明していただけないでしょうか!
あと、もう一点、日本発売のNexus7は北米仕様と同じものらしいですが、
アメリカのNexus7のホームページを見ると対応周波数は、
北米仕様は( LTE: 700/750/850/1700/1800/1900/2100 MHZ (Bands: 1/2/3/4/5/13/17) )、
欧州仕様は( LTE: 800/850/1700/1800/1900/2100/2600 MHz (Bands: 1/2/3/4/5/7/20) )
と書いてあります。
あくまで日本国内でのみSIMフリー端末としてNexus7を使用するのであれば、
800MHzにも対応している欧州仕様の方が、auやdocomoの800MHz帯の電波を拾えるのではないかと、
素人目には考えますが、しょーやさんは、どう思われますか?
FOMAプラスエリアではやはりバンドでの対応がガッチリできていないのと、第二世代Nexus7は3G第一世代Nexus7と対応周波数が同等なのですが、第一世代ではFOMAプラスエリアに対応してないのが大きな理由です。
やはり発売前ですから、誰かに試していただくしか方法はないかと思います。
具体的に説明できなくてすみません。
欧州版の対応周波数とバンドをブログの画像のバンドというところを見比べていただきたいのですが、欧州版の850は(B5)、800は(B20)となっています。
それに対してdocomoの800MHz帯のLTEは(B19)、auの800MHz帯のLTEは(B18)となっています。
ですので、バンドが合っていないので利用はできません。
docomoとauが800MHz帯で運用しているLTEはガラパゴスバンドと言って国外では使われていないバンドとなっています。
Nexus7で国内のLTEが使えるのは2100MHz(B1)と1800MHz(B3)だけですね。
一応リンクしていただいたブログの方にもメールフォームのところに送っておきます。
よろしくお願いします。
追記(具体的には、雑音が入らないで、二重に聞こえたりしない。)
タブレットの新Nexus7ですよね?
残念ながらNexus7のLTEモデルはデータ通信専用で、電話番号を用いた音声通話には非対応です。
LINEやSkype、ハングアウト、050PlusなどのIP電話などは可能ですけどね。