こんにちは。
今日はauのLTEについて考えてみました。 
下記もご覧ください。
docomoのLTEについて。 
SoftBank、EMOBILEのLTEについて。
9/2にauからLTEの発表会があったのですが、やはりiPhoneの話が大きくなっていました。

現在auのLTEの展開は800MHz帯(バンド18)、1500MHz帯(バンド11)、2100MHz帯(バンド1)の3つの帯域での展開となっています。
下記の表をご覧ください。
電波状況周波数順


auiPhone5s,5cのLTEは、auiPhone5と比較して、速度、エリアが改善されています。
表の項目等がわからない方は下記の記事をご覧ください。
携帯電話の周波数帯、バンドをまとめてみた!

上記の表を御覧ください。
今回はauのLTEの帯域別に解説したいと思います。

・800MHz帯(バンド18)iPhone5s、5cで利用可能です。
au 4G LTEエリア
こちらはプラチナバンド(700~900MHz帯)で運用しているLTEとなっています。 
SoftBankの宣伝効果もあり、わかる方は多いと思いますが、プラチナバンドの帯域の電波は波長の関係で電波がよく飛ぶこと、屋内やビル陰などの障害物に強いなどの特性があります。
ちなみにプラチナバンドでLTEを運用してるのはdocomoとauだけであり、SoftBankは来年の7月頃から900MHz帯の残りの帯域で運用を開始予定です。

auが一番力を入れてエリアを広げている帯域であり、 2013年8月末の実人口カバー率は97%となっておりかなりカバー率が広くなっています。
上の表にある帯域幅すなわち電波の道路みたいなものが10MHz×2となっており高速道路に例えると2車線ですね。(5MHz幅が1車線と考えて下さい)
車線が広くなればなるほど出せる速度が変わります。(多くのデータを通すことが出来るみたいなイメージで)
この10MHz×2は最大75Mbpsまでしか出ません。
800MHz帯のLTEはあとあとiPhoneの話をするときに重要となっていますのでよく覚えておいて下さい。 
現在はauのAndroid端末でのみ利用が可能です。
このバンドはガラパゴスバンドと言われており、国外ではこの帯域がほとんど利用されていません。

・1500MHz帯(バンド11)iPhone5s、5cで利用できません。
au 4G LTEエリア
こちらの帯域はあくまで800MHzのサブとして使われることが多いです。
800MHz帯で構築したLTEの影や穴や800MHzの混んでいるところなどにこちらの1500MHz帯のLTEが利用されています。
こちらも帯域幅は10MHz×2で2車線のイメージです。
こちらも最大75Mbpsとなっています。
こちらもauのAndroid端末でのみ利用が可能です。

・2100MHz帯(バンド1)iPhone5s、5cで利用可能です。
au 4G LTEエリア 
こちらの帯域も800MHz帯と同様メインで運用されている帯域です。
プラチナバンドではないので、電波があまり飛ばないこと、障害物に弱いことが弱点として挙げられます。
auのiPhone5でメインに使われているLTEであり、エリアカバー率は800MHz帯のLTEと比べると2013年8月末の人口カバー率は72%と狭いです。
上の表を見ていただくとバンド1の20MHz×2の帯域幅は3Gと共用になっています。
帯域幅は5MHz×2(最大37.5Mbps)、10MHz×2(最大75Mbps)、15MHz×2(最大112.5Mbps)、20MHz×2(最大150Mbps)と4つの展開方法があり、5MHz幅が72%、10MHz幅が31%、15MHzが6%の人口カバー率となっています。
8月から20MHz×2(最大150Mbpsで先ほどの例えだと4車線)の運用を開始しており、理論値の速度は800MHz帯のLTEの倍の速度となっています。
iPhone5でメインに使われている他、2013年夏モデルのAndroid端末でこの帯域は利用できます。


上記の説明から、エリアは800MHz、速度は2100MHzとなっています。
ちなみにauのiPhone5のLTEの評判が悪くて、AndroidのLTEのLTEの評判がいいのはiPhone5が2100MHz帯のエリアの狭い帯域のLTEしか使えないという理由が大きく関係しています。
2100MHz帯ですが、都内では諸事情により5MHz幅(37.5Mbps)となります。
その他愛知、大阪、京都、兵庫などの地域では100Mbpsにならないと言われています。(現状100Mbpsエリアではないです。)

・次期iPhoneの対応LTEはどうなるのか?
本題に入りたいと思います。
現在iPhone5は2100MHz帯のLTEしか利用できないことから、auのiPhone5はSoftBankのiPhone5と比べて満足度が低いものとなっています。
しかしiPhone5s、5cでは800MHz帯に対応したので、ネットワークは現状auが優位に立ちました。

対するSoftBankのLTEですが、最初の表をご覧ください。
2100MHz帯と1800MHz帯のEMOBILEのLTEが使えるのですが、これに加えて来年の7月から900MHz帯(バンド8)のLTEの運用を開始します。
この900MHz帯のLTEは韓国や欧州などで使われている帯域であり、ガラパゴスバンドとなっているauの800MHz帯の電波よりはメジャーとなっています。
上記のことからプラチナバンドのLTEが次期iPhoneで使えるかどうかでiPhoneの売上のau:SoftBankの割合が決まってくると思います。

個人的にはauの800MHzのLTEを使っている僕としてはかなり良いLTEだと日々感じているので、是非次期iPhoneで対応していただきたいと思います。(おそらくマイナーバンドなので対応しない気が...)
マイナーバンドなのに対応しました。やはりauがAppleに交渉したんでしょうかね?
うれしいです!
iPhone5S?を僕は買う予定でして現在SoftBankの回線を寝かせており、どっちのiPhoneを買うのかしっかり見据えて決めたいと思います。
おそらくiPhone5sをauで買うことになりそうです。
iPhone5s、5cのLTEのことに関してはこちらです。
iPhone5S、5cが使えるLTEの周波数帯、バンドについて。


・まとめ
LTEの帯域の特徴から今日は考えてみました。
次期iPhoneのLTEの対応するのかがとても気になっています。
これに加えてTD-LTEと呼ばれるSoftBank 4G、WiMAX2+にも対応するiPhoneが出るとの情報もあります。
さて今後どのように対応していくか、それが気になります。
サクッとauのLTEの帯域と次期iPhoneのLTEについて語らせていただきました。
わかりにくい、ここをもっと説明してほしい、わからんと思う方はコメントでご質問等も気軽にどうぞ。
明日からXiやSoftBankのLTEについて記事を書いていきたいと思っています。
記事は以上です。