こんばんわ。
本日発表されたイベントで国内で使えるLTEの周波数帯とバンドがわかりました。
iPhone5S、5Cスペック比較表!
乗り換えをご検討中の方は下記の記事をご覧 ください。
MNP(乗り換え)についておさらいしましょう。

KDDIがiPhone5から買い替えの負担をするようです。
新iPhone5s、5cに買い替えを促進! KDDIが負担軽減策を検討
 
iPhone5s、5cはSoftBankの一人負け?
 
docomoだけiPhoneの端末価格が高いその真相とは!? 



各国のiPhone5s、5cの周波数帯、バンド対応表。


現在国内での周波数帯の展開はこのようになっています。
電波状況周波数順

上記の表がわからない方は下記の記事をご覧ください。
携帯電話の周波数帯、バンドをまとめてみた!
僕がよく使っている表です

iPhone5Sスペック(Apple)
iPhone5cスペック(Apple)
5S、5cの対応LTEバンドは、(国内で使えるのは太字です)
モデルA1533/A1532(GSM)
LTE対応バンド1,2,3,4,5,8,13,17,19,20,25

モデルA1533/A1532(CDMA)
LTE対応バンド1,2,3,4,5,8,13,17,19,20,25

モデルA1453/A1456(日本向け)

LTE対応周波数(MHz)/バンド:
2100(1)
,1900(2),1800(3),1700(4),850(5),900(8),700(13),700(17),800(18),800(19),800(20),1900(25),800(26)
W-CDMA対応周波数(MHz)/バンド:2100(1),1900(2),1700(4),900(8),850(5)
CDMA2000対応周波数(MHz)/バンド:2100(BC6),1900(BC1),1700(BC15),800(BC0,10)

モデルA1457/A1507
LTE対応バンド1,2,3,5,7,8,20

モデルA1530/1529
LTE対応バンド1,2,3,5,7,8 TD-LTE対応バンド38,39,40

今回は使えるLTEの周波数帯と、その優劣について解説したいと思います。
LTE周波数対応
※5Sが2つとなっていますが、片方が5cとなっています。
ライトグリーン色となっているのはプラチナバンド(700~900MHz帯)のLTEをさしており、障害物に強く電波が遠くまで飛ぶためエリアが広がりやすいです。

各社の基地局数です。
各社LTE展開状況(無線にゃんさん)

すでにiPhone5s,5c,5を持っている方は、ご自分のLTEがどちらの周波数帯に繋がっているか調べることが出来ます。
【iPhone】Feild Testを使って、接続しているLTEを調べてみよう!

・docomo(発売に関するお知らせ)
基本的に現在広げているLTEのバンドに対応しています。
1500MHz非対応なのは苦しいですが、2100MHz(B1)と800MHz(B19)、東名阪で利用できる1800MHz(B3)で利用できれば問題ないかと思います。
FOMAプラスエリアの対応状況については、情報が入り次第追記します。
docomoのLTEについて。

・au
対応はiPhone5が対応できなかった、800MHz帯(B18)のLTEに対応しました。
これによってかなり広いエリアでLTEを利用できるとともに、iPhone5などで発生したパケ詰まりやエリアカバー率の問題を大きく解消できると見ています。
おそらくiPhoneを買うならauが一番エリアが広いものとなるでしょう。(上記の各社LTE展開状況の記事でdocomoを800MHz帯で圧倒してるということがわかります。)
auのLTEについて。次期iPhoneの事を考えてみた。
今までひどかったiPhone5からの乗り換えキャンペーンをやるかもしれません。
正直言ってiPhone5とiPhone5Sのエリア、LTEの品質は比較対象にならないくらい5Sのほうが良くなります。
※追記なんかauのサイトを見てたらこんなのがありました。
図解でわかる!auのツナガルチカラ
800MHz帯のことを推しているようですね。
これを見てSoftBankのプラチナバンドの宣伝を思い出しました(笑)
auiPhone5s,5cのLTEは、auiPhone5と比較して、速度、エリアが改善されています。

・SoftBank
対応は既存のiPhone5と変わりません。
一応来年の7月から運用開始する900MHz帯のLTEに対応していますが、それまではiPhone5と同等のエリアとなります。
期待されていたTD-LTE(AXGP)の対応もしておらず、今回iPhoneを発売するに一番劣性と思われます。
iPhone5からほとんど通信の成長、変化がありません。
SoftBank、EMOBILEのLTEについて。
iPhone5s、5cはSoftBankの一人負け?

このようになっています。

ちなみにiPhone5s、5cのLTEはカテゴリ3であり、カテゴリ4ではありません。
そのため下り最大100Mbpsまでの対応となります。
下記の記事のカテゴリのところがわかりやすいと思います。
LTEの概要。7GB制限について!

大手3社がiPhoneを発売する形となります。
auはiPhone5の巻き返しとなるような800MHz帯に対応しており、とても広いエリアで使えることが見込めます。
やはりエリアはau>>>docomo>SoftBankと言った順となるかと思います。
auの800MHz帯のエリアはかなり広いです。
しかしiPhoneの800MHz帯対応のiPhoneが出た場合速度が低下する恐れもあります。(各社とも)

僕はこれを見てauのiPhone5Sを買おうかなって思いました。
やはり800MHz帯のLTEを毎日使っていてとても良いなって思っているので、是非iPhoneでも大活躍してほしいと思います。
記事は以上です。