こんばんわ。
おそらく僕が作った料金表の端末価格は間違ってなかったみたいです(笑)
あーよかったよかった(笑)
 
関連記事です。
docomoのiPhoneを買うのはまだ早い!?買い時はいつ? 
20120420-docomo_logo_top_main

ということで、皆さん気づいたと思いますし、ネットでも話題になっているdocomoのiPhoneの端末価格ですが、下記の記事をご覧ください。

一応表を張っておきます。
                     
5s 16GB5s32GB
                
5s64GB5c16GB

5c32GB

このようになっています。

今回はdocomoのiPhoneの端末価格が高い理由を暴いていきたいと思います!

1)3社の端末価格の比較
・iPhone5s 16GB          
docomo 95760円               
au 68040円                        
SoftBank 68040円             
・iPhone5s 32GB
docomo 95760円
au 78120円
SoftBank 78120円 
・iPhone5s 64GB 
docomo 95760円
au 88200円 
SoftBank 88200円
・iPhone5c 16GB    
docomo 85680円    
au 52920円     
SoftBank 52920円
 ・iPhone5c 32GB   
docomo 95760円
au 63000円
SoftBank 63000円
※スマホ版だとずれていたので修正しました。

どう見てもdocomoがぶっちぎりで端末価格が高いのがわかりますね。

※一括だと端末価格が25200円引きとなり、月サポも-2940円となります。
docomoが一括払いで端末価格と月サポを安くするプレミア購入プログラムを導入!

しかし端末代金から月々の割引を引いて計算した実質負担金(実質端末価格)はどのキャリアもほぼ一緒です。
ということはdocomoは他社よりも端末代金が高いけど、月々の割引の設定金額も他社より1000円以上高くしているということです。
一番上の表を見てみればわかると思います。


2)docomoはなぜ16GB、32GB、64GBの端末価格が同じなのか?
auとSoftBankは端末代金が容量が大きくなるごとに比例して高くなっていますが、docomoは16GB~64GBまで価格が95760円と同じです。
このトリックもさっき説明した月々の割引が関係しています。
docomoの月々の割引サービスである月々サポート(2年契約なので24回続きます)ですが、
16GB -3990円(2年間で95760円割引) よって実質負担金は0円
32GB -3570円(2年間で85680円割引) よって実質負担金は10080円
64GB -3150円(2年間で75600円割引) よって実質負担金は20160円
となっています。
つまり容量が大きい物ほど月々の割引が少ないため、端末料金が同じでも64GBのほうが高い料金を払うことになるのです。
同じ端末価格だからどうせなら64GB買っちゃおうっていう考えは間違いです。

3)なぜ高価格の設定にしたのか?
これはMNP転出超過の多いdocomoの囲い込みです。
推測の理由を述べたいと思います。
A:すべての容量の価格が同じであれば16GBより64GBの方が安いと思わせる(64GBを買わせる)
月サポと本体代金の関係が分かっていない人は騙されやすいと思います。

B:他社より本体代金を高くすることで、一括で払いにくくし、分割で払わせてMNPで逃げられなくさせる。
囲い込みですね。分割を残したままMNPするのは気が引けますから。

C:2年間バッチリ使わないと損になる。
1年で解約してしまえば、 月サポは解約時点で終わります。

一括払いで1年で解約した場合の実質負担金を比較してみます。

45000円の端末で、月サポが-1875円の場合と
90000円の端末で、月サポが-3750円の場合比較するとわかりやすいと思います。
月サポは24回払うと実質負担金が0円になるように設定しています。
(-1875×24=45000、-3750×24=90000)

一括払い、1年で中途解約した場合の実質負担金は
45000円-1875×12=22500円
90000円-3750×12=45000円
と高端末価格で高月々サポートのほうが痛手となり、実質負担金が増えてしまいます。 
こうすることによって中途解約を防ぐ働きがあるのです。


4)まとめ
docomoでiPhoneを発売するのはとても嬉しいことですが、docomoは色々なものを仕掛けていますね(笑)
確かに2年間使い続けるのならばどのキャリアでも大体一緒ですが、docomoの場合中途解約させないようなトラップを仕掛けています(笑)
中途解約しそうだという方は痛手になりにくいauやSoftBankでの契約をおすすめします。
あとキャリア全部がこういうふうに料金システムの支払をわかりにくくしているのが、皆さん騙される一つの理由でしょう。
契約するときは携帯電話がどういう仕組で料金が発生しているのか、月々いくらかかるのか大体わかった上で契約することをおすすめします。
わからないまま契約したりすると痛い目に遭いますよ(僕が遭いました)
記事は以上です。