こんにちは。
友人がFeild Testのスクリーンショットをくれたので、LTEのことについて解説したいと思います。
LTEfだsふぁq
 
主にauのiPhone5s、iPhone5cを使っている方で、800MHz帯か調べるときに用いる方が多いかと思います。

iPhoneでは一つのキャリアでもたくさんの周波数帯、帯域幅のLTEがあります。
()ないの数字はバンド数です。
・docomo
2100MHz帯(1)、1800MHz帯(3)、800MHz帯(19)
・au
2100MHz帯(1)、800MHz帯(18)
・SoftBank
2100MHz帯(1)、1800MHz帯(3)、900MHz帯(9)
があります。

iPhoneはこれらのどれかに接続するのですが、どれに接続しているのか?とか考えたことはありませんか?
auだったら、5s,5cから800MHz帯に対応したので、2100MHz帯とどっちに繋がっているのかって思うと思います。
SoftBankだったら、ダブルLTEですので、SoftBankとEMOBILEどっちのLTEに繋がっているのか気になりますよね。
今日はそれを調べる方法を紹介します。

iPhoneにはFeild Testというものがあります。
これを使って、LTEの周波数帯、帯域幅を調べることが出来ます。
手順を紹介していきます。

1)電話番号を入力するところに、*3001#12345#*と入力し発信する。

1379818796240
 

2)そうするとFeild Testのメニューが出てくるので、Serving Cell infoをタップする。
1379818901467
 
3)Serving Cell infoが開いたら終わりです。
1379818867539 

・まず水色で囲った-79これは電波の強さを表しています。
-50dBm~-140dBmくらいあるのですが、数値が小さいほど電波状況がよく、数値が大きいほど電波状況が悪いです。
-50dBmが5本だとしたら、-140dBmはほぼ圏外電波状態となります。

青丸で囲ったDownload BandWidth 10MHzはその周波数帯の帯域幅を示しています。
LTE速度カテゴリ
iPhoneを始め、ほぼすべての機種でカテゴリー3ですので、
この項目の数値が
5MHz→最大37.5Mbps
10MHz→最大75Mbps
15MHz→最大100Mbps
20MHz→最大100Mbps
となっています。
800MHz帯はauだとすべて10MHz幅、2100MHz幅だと上記の4通りです。
auの2100MHz帯や他キャリアのLTEはエリアによって帯域幅が違いますので、上記の速度が変わります。

赤丸で囲ったFreq Band Indicator 18はどの周波数帯なのかを示しています。
携帯電話の周波数帯、バンドをまとめてみた!
上記の記事を見るとわかりやすいのですが、これはバンド表示となっていて、周波数帯表示ではありません。
au
18→800MHz帯、1→2100MHz帯
docomo
1→2100MHz帯、3→1800MHz帯、19→800MHz帯
SoftBank
1→2100MHz帯、3→1800MHz帯(EMOBILE)
に接続しているという意味です。
このスクショだと18なので、auの800MHz帯に接続しているという意味となります。 


今日はFeild Testについて説明しました。
特にiPhone5でも使っていたauの2100MHz帯のパケ詰まりはひどく、800MHz帯のパケ詰まりはほとんどありません。
auのiPhone5s,5cでパケ詰まりが発生するということであれば、それは2100MHz帯に接続しているということでしょう。
iPhone5s,5cでパケ詰まりが発生してるなと思ったら、上記の方法で調べてみて下さい。

auiPhone5を使っていて、iPhone5s,5cでどうなるかを知りたい方は解説しましたので下記の記事をお読み下さい。

auiPhone5s,5cのLTEは、auiPhone5と比較して、速度、エリアが改善されています。
記事は以上です。