こんばんわ。
管理人のしょーやです。
本日は最近僕が契約した、MVNOSIMの「OCN モバイル One」のレポート記事となります。

0)記事をお読みになる前に
MVNOSIMにはセルスタンバイ問題と呼ばれる電池の減りがとても早くなる問題が発生することが有ります。
SMS対応のMVNOSIMではセルスタンバイ問題は起こりません。
そしてOCNモバイルOneは12月頃よりSMS対応のSIMカードの取扱を開始する予定です。
OCNモバイルOneで迷っている方、セルスタンバイ問題が気になる方はSMS対応のSIMカードの発売まで契約を遅らせることをおすすめします。
すでにセルスタンバイ問題が起きているという方は、下記に回避方法を載せましたので御覧ください。
MVNOSIMでのセルスタンバイ問題を解決するアプリ「自動機内モード制御」!
1)MVNOってなんなの?
MVNO(Mobile Virtual Network Operator)とは仮想移動体通信事業者のことで、自社でネットワークを持たず通信事業者からネットワークを借りてサービスを提供している事業者のことです。
今回紹介するOCNモバイルOneもMVNOとなっており、NTTドコモのネットワークを借りて、OCN(NTTコミュニケーションズ)が提供しているサービス名です。
つまりネットワークはそのままNTTドコモということになります。
これをMVNO事業者が速度や容量に制限をかけたりして、NTTドコモよりも安く提供しています。
2)MVNOはどのような形で提供しているの?
国内でのLTE、3GのMVNOはほぼすべてNTTドコモのネットワークとなっています。
提供方法としては4つのパターンが有ります。
MVNO事業者によりますが、100kbps~200kbpsに制限する事業者が多いですね。
ちなみにNTTドコモでLTEフラットを契約し、7GB容量を超えた場合の制限速度は128kbpsとなっています。
3)なんでOCNモバイルOneにしたの?
OCNモバイルOneの提供方法としては、3つのパターンが有ります。


サムネが粗いですが、クリックすると鮮明に見れます。
僕が選んだのは30MB/日のプランです。
このプランにした理由は、
もちろん30MB/日までは通常速度(最大112.5Mbps)で利用可能です。
他社(BICSIM,楽天)はほぼ同価格帯の945円で500MB/月となっているものが多いですが、こちらは30MB/日使えるということで、単純に1ヶ月の30日をかけると、実質900MB/月通常の速度で利用ができるわけです。
これが一番の決め手となりました。
MVNOを比較している方のためにまとめているサイトが有りましたので、ぜひご覧ください。
格安SIM(ドコモMVNO等)LTE比較ランキング(最速資産運用さん)
しかし、旅行とかで多くの通信量を使う場合が生じたときは30MB/日までしか通常速度で使えないので、そういう点では不利となります。
OCNモバイルOneの30MB/日は毎日継続的に通信する方にお勧めです。
また容量シェアタイプをご利用の方は下記をご覧ください。
OCN モバイル ONEの容量シェアSIMを契約してみた!
4)実際使ってみてどんな感じ?
前置き1)~3)まで長かったですね(笑)
ここからは実際に僕が使って感じたことを書いていきます。
速度ですが、30MBまでは十分出ます。
Optimus LIFE L-02Eで使っていましたが、LTEではスピードテストで10Mbps超となっています。
ですので、ネットサーフィンや動画の再生も30MBまでは普通に快適です。
制限後は180kbps~500kbpsくらいとなり、混雑時は2Mbpsに制限されることもあります。


あと200kbpsの制限がかかるのはリアルタイムではないので、30MBを超えて3時間後に200kbpsに制限されたということもありました。
200kbpsの速度ですが、スマホサイトやTwitterで使う分にはちょっと遅いくらいです。
しかし画像の多いページや画像を含むツイートをする場合、画像読み込みにはかなりの時間がかかります。
サブ機で使う回線としてはとても良いと感じました。
エリア等はNTTドコモのMVNOなので、ドコモのXi端末と同じです。
ドコモFOMA,Xiサービスエリア(docomo)
5)契約までの流れ
契約までの流れはとてもわかりにくいので、詳しく説明しておきます。
検討している方は、是非この5)をお読み下さい。
・自宅のインターネットサービスプロバイダーがOCNの場合
まず最初に自宅のインターネットサービスプロバイダーがOCNの場合特別な方法でご契約となります。
OCNモバイルOneのページにアクセス。
この先僕がわかりにくかったので説明します。
このあとOCNからAPN設定の書いたはがきと、SIMカードが送られてきます。


はがきが先に届き、SIMカードははがきが来てから5日以内に到着します。
ここで注意してほしいことはOCNから届いたSIMカードを使わなければいけないということです。
僕ははがきだけが届いて、SIMカードが届かないと勘違いしてしまい、AmazonでSIMカードを手配しました。
SIMを入れ、APN設定だけで接続できたのですがその次の日辺りにOCNからもSIMが届いてしまいました。
OCNに問い合わせてみると、管理システム上AmazonのSIMを使うのは控えていただきたいということでOCNのSIMに差し替えAmazonのSIMはお蔵入りとなりました(笑)
パッケージを未購入の方はOCNから来るSIMカードを待ちましょう。
そして、パッケージをすでに購入してしまって自宅のOCNと紐付けしたい方はこちらから設定して下さい。
また、OCNと紐付けすることによって月々の支払は通常契約するより210円安くなります。
・通常契約の場合。
こちらは煩わしい物は一切ないと思います。
まずSIMパッケージを購入して下さい。

新規お申込みから各ショップで購入可能です。
そして、SIMパッケージに書いてある発信番号と端末製造番号をこちらのサイトに入力して終わりです。
その後APN設定を行います。
支払いはクレジットカードの番号を入力するだけとなっています。
ここで注意なのはクレジットカードでなければなりません。
銀行口座でもダメですし、デビットカードでも登録は不可能と聞きました。
必ずクレジットカードを準備して下さい。
6)どんな人が向いてるの?
MVNOSIMは安くてそこそこが売りです。
向いている人としては、
もちろんSIMカードだけでは使えないので、ドコモの白ロムかSIMフリー端末を準備して下さい。
ドコモのMVNOなので、ドコモの白ロムのSIMロック解除は必要ありません。
白ロムの選び方に関しては後日記事を書いてこちらにリンクする予定です。
OCNモバイルOne対応端末(OCN)
7)まとめ
結構長くなりましたが、こんな感じです。
僕はオークションで手に入れたOptimus LIFE L-02Eで利用しているのですが、やはりOCNモバイルOneを契約してよかったと思っています。
前はテザリングをしてL-02Eを使っていたのですが、テザリングをしている端末の電池の減りが早くなるのと接続がとてもめんどくさかったのでいい方法はないかと模索していました。
そこで見つけたのがMVNOです。
速度等はあまり求めない、繋がればいいやって方には是非オススメです。
また、ドコモのデータ通信端末(Wi-Fiルーター)でも利用可能なので端末が多く、Wi-Fi運用したいと考えている方はドコモのデータ通信端末の白ロムを購入して設定して使うっていうのもありです。
是非検討してみてはどうでしょうか。
記事は以上です。
管理人のしょーやです。
本日は最近僕が契約した、MVNOSIMの「OCN モバイル One」のレポート記事となります。

0)記事をお読みになる前に
MVNOSIMにはセルスタンバイ問題と呼ばれる電池の減りがとても早くなる問題が発生することが有ります。
SMS対応のMVNOSIMではセルスタンバイ問題は起こりません。
そしてOCNモバイルOneは12月頃よりSMS対応のSIMカードの取扱を開始する予定です。
OCNモバイルOneで迷っている方、セルスタンバイ問題が気になる方はSMS対応のSIMカードの発売まで契約を遅らせることをおすすめします。
すでにセルスタンバイ問題が起きているという方は、下記に回避方法を載せましたので御覧ください。
MVNOSIMでのセルスタンバイ問題を解決するアプリ「自動機内モード制御」!
1)MVNOってなんなの?
MVNO(Mobile Virtual Network Operator)とは仮想移動体通信事業者のことで、自社でネットワークを持たず通信事業者からネットワークを借りてサービスを提供している事業者のことです。
今回紹介するOCNモバイルOneもMVNOとなっており、NTTドコモのネットワークを借りて、OCN(NTTコミュニケーションズ)が提供しているサービス名です。
つまりネットワークはそのままNTTドコモということになります。
これをMVNO事業者が速度や容量に制限をかけたりして、NTTドコモよりも安く提供しています。
2)MVNOはどのような形で提供しているの?
国内でのLTE、3GのMVNOはほぼすべてNTTドコモのネットワークとなっています。
提供方法としては4つのパターンが有ります。
- 月々に使える通信量が決まっているもの。(1GB/月まで等)
- 日にちごとに使える容量が決まっているもの。(30MB/日まで等)
- 容量制限はないが、速度が遅いもの。(100kbpsで使い放題等)
- 容量制限があるが、速度が少々遅いもの。(500kbpsで7GBまで等)
MVNO事業者によりますが、100kbps~200kbpsに制限する事業者が多いですね。
ちなみにNTTドコモでLTEフラットを契約し、7GB容量を超えた場合の制限速度は128kbpsとなっています。
3)なんでOCNモバイルOneにしたの?
OCNモバイルOneの提供方法としては、3つのパターンが有ります。


サムネが粗いですが、クリックすると鮮明に見れます。
- 月々に使える通信量が決まっているもの(1GB or 2GB)
- 日にちごとに使える通信量が決まっているもの(日30MB or 日60MB)
- 通信量制限があるが、速度が少々遅いもの(7GBまで500kbps)
僕が選んだのは30MB/日のプランです。
このプランにした理由は、
- 月々980円と安い
- Twitterやネットサーフィンでしか使わないから、30MB/日でも十分使える
- 制限後の速度が200kbpsと他社のMVNO事業者と比べると少々速い(他社は100~150kbpsが多い)
もちろん30MB/日までは通常速度(最大112.5Mbps)で利用可能です。
他社(BICSIM,楽天)はほぼ同価格帯の945円で500MB/月となっているものが多いですが、こちらは30MB/日使えるということで、単純に1ヶ月の30日をかけると、実質900MB/月通常の速度で利用ができるわけです。
これが一番の決め手となりました。
MVNOを比較している方のためにまとめているサイトが有りましたので、ぜひご覧ください。
格安SIM(ドコモMVNO等)LTE比較ランキング(最速資産運用さん)
しかし、旅行とかで多くの通信量を使う場合が生じたときは30MB/日までしか通常速度で使えないので、そういう点では不利となります。
OCNモバイルOneの30MB/日は毎日継続的に通信する方にお勧めです。
また容量シェアタイプをご利用の方は下記をご覧ください。
OCN モバイル ONEの容量シェアSIMを契約してみた!
4)実際使ってみてどんな感じ?
前置き1)~3)まで長かったですね(笑)
ここからは実際に僕が使って感じたことを書いていきます。
速度ですが、30MBまでは十分出ます。
Optimus LIFE L-02Eで使っていましたが、LTEではスピードテストで10Mbps超となっています。
ですので、ネットサーフィンや動画の再生も30MBまでは普通に快適です。
制限後は180kbps~500kbpsくらいとなり、混雑時は2Mbpsに制限されることもあります。


あと200kbpsの制限がかかるのはリアルタイムではないので、30MBを超えて3時間後に200kbpsに制限されたということもありました。
200kbpsの速度ですが、スマホサイトやTwitterで使う分にはちょっと遅いくらいです。
しかし画像の多いページや画像を含むツイートをする場合、画像読み込みにはかなりの時間がかかります。
- Twitter等のテキストがメインの利用は問題ありません。
- LINEやSkypeの通話は正直少々厳しいです。
- Skypeだと比較的大丈夫ですが、LINEは安定しないので覚えておいて下さい。
- Googleマップは少々もたつきますが、使えないことはありませんでした。
- YouTube等の動画サイトは200kbps制限中は諦めて下さい(笑)
サブ機で使う回線としてはとても良いと感じました。
エリア等はNTTドコモのMVNOなので、ドコモのXi端末と同じです。
ドコモFOMA,Xiサービスエリア(docomo)
5)契約までの流れ
契約までの流れはとてもわかりにくいので、詳しく説明しておきます。
検討している方は、是非この5)をお読み下さい。
・自宅のインターネットサービスプロバイダーがOCNの場合
まず最初に自宅のインターネットサービスプロバイダーがOCNの場合特別な方法でご契約となります。
OCNモバイルOneのページにアクセス。
- パッケージを未購入の方にある、購入サイトへをクリック
- タブのOCN会員の方をクリック
- プランの追加orプランの変更をクリック(ご自分でお決め下さい)
- コース選択、お客様番号、住所、連絡先を入力し同意する。
この先僕がわかりにくかったので説明します。
このあとOCNからAPN設定の書いたはがきと、SIMカードが送られてきます。


はがきが先に届き、SIMカードははがきが来てから5日以内に到着します。
ここで注意してほしいことはOCNから届いたSIMカードを使わなければいけないということです。
僕ははがきだけが届いて、SIMカードが届かないと勘違いしてしまい、AmazonでSIMカードを手配しました。
SIMを入れ、APN設定だけで接続できたのですがその次の日辺りにOCNからもSIMが届いてしまいました。
OCNに問い合わせてみると、管理システム上AmazonのSIMを使うのは控えていただきたいということでOCNのSIMに差し替えAmazonのSIMはお蔵入りとなりました(笑)
パッケージを未購入の方はOCNから来るSIMカードを待ちましょう。
そして、パッケージをすでに購入してしまって自宅のOCNと紐付けしたい方はこちらから設定して下さい。
また、OCNと紐付けすることによって月々の支払は通常契約するより210円安くなります。
・通常契約の場合。
こちらは煩わしい物は一切ないと思います。
まずSIMパッケージを購入して下さい。

新規お申込みから各ショップで購入可能です。
そして、SIMパッケージに書いてある発信番号と端末製造番号をこちらのサイトに入力して終わりです。
その後APN設定を行います。
支払いはクレジットカードの番号を入力するだけとなっています。
ここで注意なのはクレジットカードでなければなりません。
銀行口座でもダメですし、デビットカードでも登録は不可能と聞きました。
必ずクレジットカードを準備して下さい。
6)どんな人が向いてるの?
MVNOSIMは安くてそこそこが売りです。
向いている人としては、
- 普通のLTEフラットは高すぎると感じるし、速度をそこまで求めない方。
- メールやTwitterやネットサーフィンなど通信量をそんなに使わない作業しかスマホでしない方。
- メインでLTEフラット等を持っていて、機種変等で余ったスマホを有効活用したい方。
- 中高生の通信料の節約を考えている親御さん方。
もちろんSIMカードだけでは使えないので、ドコモの白ロムかSIMフリー端末を準備して下さい。
ドコモのMVNOなので、ドコモの白ロムのSIMロック解除は必要ありません。
白ロムの選び方に関しては後日記事を書いてこちらにリンクする予定です。
OCNモバイルOne対応端末(OCN)
7)まとめ
結構長くなりましたが、こんな感じです。
僕はオークションで手に入れたOptimus LIFE L-02Eで利用しているのですが、やはりOCNモバイルOneを契約してよかったと思っています。
前はテザリングをしてL-02Eを使っていたのですが、テザリングをしている端末の電池の減りが早くなるのと接続がとてもめんどくさかったのでいい方法はないかと模索していました。
そこで見つけたのがMVNOです。
速度等はあまり求めない、繋がればいいやって方には是非オススメです。
また、ドコモのデータ通信端末(Wi-Fiルーター)でも利用可能なので端末が多く、Wi-Fi運用したいと考えている方はドコモのデータ通信端末の白ロムを購入して設定して使うっていうのもありです。
是非検討してみてはどうでしょうか。
記事は以上です。
コメント
コメント一覧 (6)
基本的に使えるのはdocomoのスマートフォンの白ロムか、Nexus5やNexus7等のSIMフリー端末となっていますね。
入手性等から考えると、docomoの白ロムを購入するのが安易で安価ですね。
auやSoftBankの殆どの機種はSIMロックというものがかかっていますので、自社のSIMしか認識しないようになっています。
これは何曜日の何時頃の結果ですか?
11月6日水曜日、16:30頃に下り19.92Mbps、上り2.75Mbpsを記録してますね。
電波強度は-98dBmです。
基本的に30MB/日しか使えないので、スピードテストも1日2~3回くらいしか出来ませんから1日1度くらいしかやっていません。
大体平均が15Mbpsで最低でも通常速度中であれば7Mbpsは出ますね。
東京23区エリアです。
そこらへん何も書いてないのでわからないですよね
あと一点質問があるのですが今OCNは口座振替で料金払っているのですがモバイルONE追加契約したら口座振替でも契約できるのでしょうか
それともクレカに契約変更しないといけないのでしょうか
基本的に紐付けなので、現在OCNを口座振替で払っていれば変更の必要はないかと思います。
しかしOCNに紐付けせずに払う場合、BIGLOBELTE等を除いてクレカの契約が必須のようです。
つまり紐付けせずにOCNモバイルONEを使う場合のみクレカが必要だということですよ。