こんばんわ
管理人のしょーやです。
管理人のしょーやです。
総務省がNTT東日本、西日本とNTTドコモの契約者向けに自宅回線と携帯電話のセット割引を解禁することを検討していると日本経済新聞が報じました。
NTT東日本、西日本は国内のシェアが高く、NTTドコモも同様シェアが高いため独占禁止法に当たるとして規制されていました。
ちなみに
このセット割引によりKDDIとSoftBankは携帯電話料金から一定の割引(1480円)を行っています。
セット割引の認可の決め手となったのはNTTドコモの国内シェアが40％まで低下したため見直しが有ると判断したようです。
固定通信サービスには固定電話、インターネット回線も含まれるため「フレッツ光」などとNTTドコモのスマートフォンのセット割引を導入すれば消費者の負担も減り、NTTグループのシェア拡大に持ち込める可能性が高いのです。
総務省は2月中に情報通信審議会の下に有識者検討会を設置し、今年11月を目処に見直し案をまとめ2015年の通常国会に電気通信事業法の改正案を提出する予定しています。
改正後はNTT東日本と西日本とドコモによる一体営業の一部が認められるようです。
近年携帯電話会社のLTE通信には月々3GB、5GB、7GB、10GBのいずれかの制限があり、動画コンテンツを閲覧するには確実に容量が足りないため、スマホを使う際は固定回線でWi-Fiを構築する等が必須になります。
セット割引を行っているauスマートバリューが順調ということもあり、圧倒的インフラ力を持っているNTTが後追いしたい考えでしょう。
ちなみにKDDI、SoftBankはNTTへのセット割引解禁に反対の立場であり、兼ねて固定通信の競争解禁のためNTTが整備した光ファイバー網を他社に開放するように求めているため、セット割引が実現した際は、光ファイバー網の開放と引き換えとなる可能性があります。
これにより固定通信網もNTT独占から携帯会社3社の戦いになることが予想されます。
上記のように競争させ、僕らに料金を安くするなどして還元してくれればいいのですがまたNTTのシェアが舞い戻るんではないかと心配です。
僕自身auをメインにしていますが、auスマートバリューを利用しようとしてもマンションがフレッツ光のところが多く、auスマートバリューを利用したくても出来ない状況にあります。
確かに最後の方に言ったNTTが整備された光ファイバー網が開放されれば現在の僕の環境でもauスマートバリューが利用できるんではないかと思います。
個人的にはNTTグループのセット割が解禁された際に、KDDIやSoftBankにも開放する必要があると思いました。
競争により僕らに還元されると良いですね。
記事は以上です。
Source:日本経済新聞
NTT東日本、西日本は国内のシェアが高く、NTTドコモも同様シェアが高いため独占禁止法に当たるとして規制されていました。
ちなみに
- KDDIのセット割引「auスマートバリュー」
- SoftBankのセット割引「スマホBB割」
このセット割引によりKDDIとSoftBankは携帯電話料金から一定の割引(1480円)を行っています。
セット割引の認可の決め手となったのはNTTドコモの国内シェアが40％まで低下したため見直しが有ると判断したようです。
固定通信サービスには固定電話、インターネット回線も含まれるため「フレッツ光」などとNTTドコモのスマートフォンのセット割引を導入すれば消費者の負担も減り、NTTグループのシェア拡大に持ち込める可能性が高いのです。
総務省は2月中に情報通信審議会の下に有識者検討会を設置し、今年11月を目処に見直し案をまとめ2015年の通常国会に電気通信事業法の改正案を提出する予定しています。
改正後はNTT東日本と西日本とドコモによる一体営業の一部が認められるようです。
近年携帯電話会社のLTE通信には月々3GB、5GB、7GB、10GBのいずれかの制限があり、動画コンテンツを閲覧するには確実に容量が足りないため、スマホを使う際は固定回線でWi-Fiを構築する等が必須になります。
セット割引を行っているauスマートバリューが順調ということもあり、圧倒的インフラ力を持っているNTTが後追いしたい考えでしょう。
ちなみにKDDI、SoftBankはNTTへのセット割引解禁に反対の立場であり、兼ねて固定通信の競争解禁のためNTTが整備した光ファイバー網を他社に開放するように求めているため、セット割引が実現した際は、光ファイバー網の開放と引き換えとなる可能性があります。
これにより固定通信網もNTT独占から携帯会社3社の戦いになることが予想されます。
上記のように競争させ、僕らに料金を安くするなどして還元してくれればいいのですがまたNTTのシェアが舞い戻るんではないかと心配です。
僕自身auをメインにしていますが、auスマートバリューを利用しようとしてもマンションがフレッツ光のところが多く、auスマートバリューを利用したくても出来ない状況にあります。
確かに最後の方に言ったNTTが整備された光ファイバー網が開放されれば現在の僕の環境でもauスマートバリューが利用できるんではないかと思います。
個人的にはNTTグループのセット割が解禁された際に、KDDIやSoftBankにも開放する必要があると思いました。
競争により僕らに還元されると良いですね。
記事は以上です。
Source:日本経済新聞
コメント
コメント一覧 (2)
どう考えても市場は、かつてのようにNTTグループの寡占化に向かいます。
それがユーザーの利益になるかと言えば、確実に逆です。
固定回線の市場は、携帯市場と違って競合他社との差別化要素が少ない。
差別化要素として考えられるのは、サービスエリア、回線品質、速度、値下げくらい。
このうち、最も差が出るのがサービスエリア。
エリアが全国に張り巡らされていなければ、ユーザーは自動的にNTT一択になる。
そこでセット割などを始めれば、ドコモのみ圧倒的有利になるのは言うまでもない。
固定回線のサービスエリアについては、半官半民で全国に固定網を張り巡らせたNTTに他社が太刀打ちできるわけがなく、回線品質、速度についてもシェア最大で資金力が豊富なNTTには敵わない。
すなわち、競合他社は値下げで勝負をかけるしか手段が残されていないということ。
この状況でNTTの一体営業を認めれば、市場は確実に歪む。
さらに固定通信の世界は、携帯と違って「機種変更」というものが存在しないから、定期的に通信会社を見直す機会というものがそもそも少ない。
また、乗り換えにあたっては、ユーザー立会いの工事が必要で、乗り換えのハードルが非常に高い。
つまり一度囲い込めば「動きにくい」市場。
唯一ユーザーが会社を乗り換える機会があるとすれば、「引越し」のタイミングくらいだが、そもそもそれほど多くなく、その場合もサービスエリアの展開で優位なNTTが、競争上圧倒的に有利になる。 （引越し先で使える確率が最も高い）
現状で7割のユーザーの固定回線はNTTなわけで、セット割など始めれば、その7割のユーザーはドコモに流れ、動きにくい固定市場と抱き合わせることで、携帯市場の流動化も今より小さくなる。
携帯市場の氷河期といわれた2007年後半～2009年頃は、ちょうどその総務省のインセンティブ廃止〜やったことでもたらされたもの。
その期間、メーカーは弱り、MNPも大幅減少した。
その後、それが緩んでからまた市場が活性化したわけで。
総務省が当初目論んだ、メーカーの国際競争力向上と、MNPの活性化とは真逆の結果を生んだのが総務省の施策。
総務省はやるべきことをやらず、余計なことをやるだけで責任は取らない無能集団。
そもそも、シェア最大で、競争上圧倒的に有利な立場だったドコモのシェアが低下したのは、その優位性を何一つ活かせなかったドコモの無能な経営が原因。
セット割を導入して、ドコモだけ圧倒的有利にさせることで解決する問題ではない