■概要
このプランは従来のパケット定額サービスと音声通話プラン別々というものを一緒にして提供しようというサービスとなっています。
この「スマ放題」というプランは、将来的に主流となるVoLTE(LTE網を利用した音声通話)時代を見据えてお客様にシンプルでわかりやすいようにセットにしたプランとなります。
通常は月間7GBを5500円前後、3GBを4500円前後で提供しているパケット定額と、月々934円で提供している音声プランをひとまとめにしたプランとなります。
現在このプランはSoftBankのみが提供しています。

■改定した点について。
今回改定したのは定額通話の時間と通話料金となります。
1.定額対象となる1ヶ月あたりの通話

• Sパック 3分/50回→5分/50回
• M・Lパック 5分/1000回→10分/1000回

2.定額対象となる通話を超過した際の通話料金

• 30円/30秒→20円/30秒 

3.ソフトバンク携帯電話宛の国内音声通話
無料(午前1時～午後9時まで) 

となっています。
大きく違うのは定額の1回あたりの通話時間が伸びたことと、30秒辺りの通話料金がかなり安くなっているというところですね。
またSoftBank同士はこれまで通り1時～21時は無料となっています。

■「スマ放題」詳細
1.内容

上記のような料金プランとなっています。

• Sパック
  国内音声通話:5分/50回
  パケット通信量:～2GB
  超過分課金額:250円/100MB
  月額利用料:5980円
   
• Mパック
  国内音声通話:10分/1000回
  パケット通信量:～7GB
  超過分課金額:125円/100MB
  月額利用料:5980円(6ヶ月間)、6980円(7ヶ月目以降) 
   
• Lパック
  国内音声通話:10分/1000回
  パケット通信量:～15GB
  超過分課金額:100円/100MB
  月額利用料:8980円(6ヶ月間)、9980円(7ヶ月目以降) 

共通は先程の改定点にもあった音声通話の定額時間の超過分の音声通話料金は20円/30秒となります。

ちなみに帯域制限ですが、S・Mパックは直近3日間で1GB以上のパケット通信量を利用した場合速度制限がされます。
Lパックでは直近3日間で2GB以上のパケット通信量を利用した場合において速度制限がされます。
また決められた通信量を月の途中で超えてしまった場合は課金しない限り通信ができなくなりますが、オプションであんしん料金オプション(月額300円)に加入しておけばこれまで通り超過後も128kbpsでの低速通信での利用が可能です。

• スマ放題スタートキャンペーン

2014年4月21日～7月31日までにM・Lパックに加入していただいた方を対象に、月額利用料が加入から6ヶ月間1000円引きとなるようです。

2.対象機種
SoftBank 4GおよびSoftBank 4G LTE対応スマートフォン
※スマ放題は対象機種の購入時のみ申込いただけるサービスです。

3.提供開始時期
2014年4月21日
となっています。

■まとめ
このスマ放題のサービスが出た時はこのプランは無いかもなって思っていましたが、改定してみるとそんなに悪くないプランではないかと思います。
特にMパックなんかはこれまで通りLTEで通信して、他社に対してよく電話をするという方には最適のプランかと思います。
10分/1000回の通話が1ヶ月無料なのはビジネスマンの方々にとっては嬉しいのではないでしょうか。
特に他社によく電話をするという方にはとてもおすすめのプランだと思います。
電話をあまりしない方や、パケット通信がメインという方は現状のプランでよいでしょう。
皆様も是非検討してみてはどうでしょうか。
記事は以上です。
Source:SoftBank