こんばんわ管理人のしょーやです。
昨日NTTドコモが新プランの「カケホーダイ&パケあえる」を発表しました。
また長期利用者向けの割引サービス「ずっとドコモ割」や25歳以下のお客様が対象となる「U25応援割」を2014年6月1日(日)から提供を始めるようです。
ドコモ
カケホーダイ&パケあえる(NTTドコモ) 

■カケホーダイ&パケあえる(法人プランの説明は省きます)
  • カケホーダイ 
    こちらのプランは国内の音声通話料を基本プランの料金に含み、通話時間や回数による事無く定額でご利用いただくことが可能となるプランです。
     
  • パケあえる
    こちらはパケットの合計データ通信量の目安を設定し、合計データ通信量を複数の契約回線で分け合えることができるプランです。
    こちらは法人やご家族でデータ通信量を分けあって使えるプランとなります。 
     
これらのプランは
予約開始:5月15日
提供開始:6月1日

となっています。



1.基本プラン、パケットパック
基本プラン&パケットパック
こちらは基本プランとなります。
カケホーダイプランですとスマホとタブレットだと2700円で国内通話かけ放題となりますね。
データプランとしての場合はカケホーダイなしでスマホとタブレットだと1700円となります。
ガラケーだとカケホーダイプランで2200円でかけ放題、ルーターのデータプランだと月々1200円となります。

パケット定額料のパケットパックですが、一人向けの場合最大が5GBっていうのは少ないですね。
今まではフラットでも7GBだったんですが、2GBも使える容量が少なくなっています。

基本的には赤丸or黄丸or桃丸の3つ囲んだ部分から1つ選択します。
青丸で囲んだ部分はパケットパックですので、スマホ・タブレット・ガラケー・ルーター全て共通です。パケットパックは自分の使う分に応じてお好きに選ぶといいと思います。



2.「ずっとドコモ割」(1グループ毎)、「U25応援割」
ドコモ割 U25
ドコモは長期ユーザーを大事にするプランを出したようです。
ドコモを多く使ってれば使っているほど月々のパケットパックの料金が安くなります。
5年以下の契約の方は通常料金ですが、6年以上ドコモを使っている方であれば月々のパケットパックの値段から300円割引されますので、1年間で約3600円もオトクになります。
グランドプレミアであれば値引率はどんどん上がっていきますね。

さらにドコモはU25という言わば学割に近い割引サービスを始めるようです。
U25応援割を利用することで、割引額が月々500円増え、さらに+1GBのパケット通信量を利用することが出来るようです。
これは結構うれしいですね。



3.「パケあえる」(月額・子回線毎)
代表回線にご契約いただいたパケットパックを分け合うためにオプション料金です。
シェアオプション
一人向けのパックであるデータS(2GB)、データMパック(5GB)をスマホとタブレット等の2台で利用の場合において子回線(2台目)に対し500円のシェアオプション料金が課金されます。
  • 例:スマホ(1台目)+タブレット(2台目)の2台運用でデータMパック
    スマホ(5000円)+タブレット(500円)=計5500円で2台合わせて5GBまで通常速度で利用可能と言った感じになります。

家族向けで10回線でシェアした場合代表回線を除く9回線に月々500円のオプション料金がかかるということです。
  • 例:スマホ(1台目)+スマホ(2台目)+スマホ(3台目)+スマホ(4台目)+タブレット(5台目)でシェアパック15を利用した場合
    スマホ(12500円)+スマホ、タブレット計4台(500×4)=14500円で5台で15GBをシェアする感じとなります。
データプラン、カケホーダイプラン関係なく1台追加するごとに500円がオプション料金として必要だということですね。
またこれまで通りインターネットを利用する際は、spモードもしくはMoperaの契約が必須となります。



4.リミットモード、スピードモード

モード違い
ドコモでは所定の容量を超えた際に利用するモードを2つ用意したようです。
  • リミットモード
    リミットモードは今までのフラット、ライト、ダブルと同等です。
    所定のパケット通信量を超えた場合、128kbpsの超低速な回線速度となります。
    解除する際は1000円/1GBを任意で支払うことで速度が回復します。
    遅い速度のままで月末まで我慢すればパケットパックのプランのままで高額になることはありません。
    リミットモード


  • スピードモード
    こちらはスピードを重視したモードです。
    所定のパケット通信量を超えた場合、任意ではなく自動的に容量が課金されるようになるため、速度が制限されることはありません。
    しかし使いすぎてしまうと1000円/1GBが自動的に課金されるので気をつけたほうがいいと思います。
    1GB~10GBの追加オプションを任意で設定できる他、無制限にも設定可能です。
    例:2GBで設定した場合で、データMパック(5GB)を利用した場合。
    5GBを超えても7GBまでは自動課金される(+2000円)7GBを超えた時に初めて速度制限がかかるといった感じです。
    スピードモード

      

5.料金はどう変化するの!?
これまでのスマホプラン
  • タイプXiにねん 743円
  • spモード 300円
  • Xiパケ・ホーダイ ライト(3GB) 4700円
計5743円(フラットで7GB選択の場合は6743円)

これからのスマホプラン
  • カケホーダイプラン 2700円
  • spモード 300円
  • データMパック(5GB) 5000円
計8000円(データSパックの場合は6500円)

これからのスマホプランでデータプランオンリーの場合
  • データプラン 1700円
  • Mopera 300円
  • データプランMパック 5000円
計7000円(データSパックの場合は5500円)
となっており、あれ?割高感あるなって思いますよね。


ここで今回から始まったシェアオプションで考えてみましょう。
シェアオプションは基本的に親回線とパケットパックを共有するプランです。
親回線をデータMパックに設定し(月々8000円)、スマホ・タブレットはプラスいくらで持てるか考えてみます。
シェアオプションを利用したプラン
  • データプラン 1700円
  • シェアオプション 500円
計2200円でスマホとタブレットが追加で持てることとなります。
つまり10200円でスマホとタブレットorスマホの2台持ち(5GB)が利用できるわけです。

個人的におすすめだと思うのはガラケー+スマホorタブレットです。
ガラケー(親回線)
  • カケホーダイプラン 2200円
  • spモード 300円
  • データMパック 5000円
計7500円
それで+2200円でスマホかタブレットを追加すればよいのです。
つまり7500+2200=9700円でガラケー+スマホorタブレットの環境が構築できてしまうわけです。
通話はガラケー専用、ネットを見たりLINEやSNSをするのはスマホかタブレットで分けるとよいでしょう。
ガラケーでデータ通信を一切しなければ5GBはすべてスマホで利用可能ですからね。
電話もするし、電池持ちの観点から2台持ちがいいって方は上記のプランをうまく利用してみてはどうでしょうか。
特に家族向けのプランは兄弟が多ければ多いほど安くなりますよ。(もちろん選択するパケットパックによって大きく変化します。)
※税抜きで計算しています。

詳しく見たい方はドコモのシュミレーションを使うと良いかと思います。
カケホーダイ&パケあえるシュミレーション(NTTドコモ) 


また旧プランは8月末で新規受付が終了となります。


6.まとめ
今回発表されたプランの目玉は、
  • 国内のどの電話にかけても通話料が無料なこと
  • データシェアプランが実装されたこと。
  • 長期ユーザーの優遇が良くなったこと。
この3つが大きな変化だと思います。 
特に電話をする方が多い方は是非おすすめなプランとなるでしょう。
その他にもデータシェアプランはとても良いと思いますが、家族でデータシェアした場合において子供が動画サイトなどを見過ぎてしまうと、親や兄弟まで道連れとなって速度制限がかかるのはちょっとどうなのかなっていう心配があります。
あとシェアオプションは台数が多ければ多いほど安くなりますが、速度制限の心配もありますね。
家族間でシェアプランを利用する場合は家族全員でどのくらい使うのかよく考えてからプランを決めましょう。
しかしデータ通信をたまにしかしない人や電話ばっかりする人には良いプランとなっていると思います。

よく考えてみるとライト層だけがいい思いで、ヘビーユーザーはかなり苦しい立場に立たされるのではないかと思っています。
特に一人向けプランの上限が7GB→5GBに少なくなったのは多く使う人にとっては辛いかもしれません。
このプランがどのように受け入れられていくのかが楽しみですね。

あと今回久しぶりにこう言う記事を書いたのでうまくまとめられなくてすいません。
ごちゃごちゃしちゃってるのは自分でもわかっています。
記事は以上です。 
Source: NTTドコモ(プレリリース)