こんばんわ。皆さんお久しぶりです。
管理人のしょーやです。
NTTドコモは本日2014年6月24日よりLTE網を用いた高品質で低遅延のVoLTE(ボルテ)の音声通話サービスを提供開始しました。
VoLTE

1)概要
VoLTEとはLTEを用いた高音質で低遅延の音声通話サービスです。
LTE網を利用した音声通話の技術です。
ボルテ、ヴォーエルティーイーなどと呼ばれます。(僕はボルテって呼び方嫌い!)
現在は主に3Gを利用して音声通話が行われています。
LTEは現在データ通信のみで利用されていますが、このVoLTEが実現すればLTEでデータ通信と音声通話両方を行えるようになります。
また、このVoLTEは音声をデータに変換して通信するため音質が今までより向上すると言われています。

2)特長
1.高音質通話
従来の通話よりも対応する音声周波数帯域の幅がひろいので、特に高音域まで対応したことでクリアで高音質な通話が利用可能となります。
NTTドコモVoLTEの特徴①高音質通話(動画)

2.ビデオコール
高精細な映像と高音質な音声でビデオコールが可能となります。
音声通話から簡単に切り替えることが出来ます。
もちろん月額の使用料金も無料となります。
ビデオコール対応機種
ビデオコール(動画)

3.高速マルチアクセス
今までは音声通話時は3Gの接続となったため、通話中はLTE通信ができませんでした。
しかしVoLTEに対応していれば、通話中もLTE通信が可能となります。
もちろんVoLTE対応エリア外の場合は既存と同じようになるので通話中のLTE通信はできません。
高速マルチアクセス(動画)

4.つながりの速さ
呼び出し音がなるまでの時間を大きく短縮し、低遅延なでスピーディーな発信が可能です。
スピディーな発着信(動画)

3)利用可能エリア
利用可能エリアは現在のXiのエリアと同等のようですね。
利用可能エリア(NTTドコモ)

4)対応機種(対応時期)
現時点ではSC-04Fのみの対応となります。

5)VoLTE対応方法
VoLTE対応端末はでVoLTEを利用するためには予めソフトウェアの更新が必要となるので、設定→端末情報のソフトウェア更新で最新にして下さい。
また、自動更新される事が多いためいつの間にか夜中に対応のアップデートがされていたなどもあります。

6)確認方法
アップデート後「通話モード設定」(設定→通話設定→通話モード設定「VoLTE/3Gまたは3Gのみ」)
と電話アプリに「ビデオコール」選択画面が追加されます。

7)利用料金
基本的にはカケ・ホーダイ/Xiカケ・ホーダイプランに入っていただくほうがよいでしょう。
音声通話とビデオコールの通話料が定額となります。しかし、ビデオコールの映像に関してはパケット通信として行いますので、ビデオコールの映像は帯域制限の対象内となるので注意しましょう。
旧プランの場合は30秒あたり、20円の通話料が発生します。

8)まとめ
NTTドコモが日本で初めてVoLTEを開始しましたね。
音声の品質がどのくらい上がったのか気になります。
またカケ・ホーダイプランがあるので、電話される方は料金を気にせず高音質で低遅延の通話が楽しめることになります。是非VoLTEを最大限活用するためにはカケ・ホーダイプランに加入するのがよいでしょう。
SoftBankもNTTドコモの料金に追従し、KDDI(au)も今日のメディアの発表では、追従すると発表されています。
これでまた3社競合することになるので、良いサービスが生まれることを期待します。
音声通話大革命のVoLTEをみなさんも体験してみてはどうでしょうか。
記事は以上です。
Source:NTTドコモ