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こんにちわ、foxです。

ついこの前ビッグウェーブに乗ったばかりですが、 以前からずっと欲しいと思っていたGALAXY Noteシリーズに手を出したので2週間程度でメイン機引退となりました。

購入したのはGALAXY Note 4ですね。



去る9月3日 (現地時間)、ドイツ・ベルリンで開催されていた国際家電見本市「IFA」にて、SAMSUNGは最新スマートフォン「GALAXY Note 4」、「GALAXY Note Edge」、さらにTizen OSを搭載した最新ウェアラブル端末「Gear S」、そしてGALAXY Note 4を用いたVRヘッドマウントディスプレイ「Gear VR」が発表されました。


今回私が購入したのはSM-N910Uというモデルです。GALAXY Note 4には複数(というかすごい数の)種類がありますが、N910Uは、LTE 1/2/3/4/5/7/8/28に対応し、SoCには最新のExynos 7 Octa「Exynos 5433」が搭載されています。

日本でGALAXY Note Edgeが発売されるのにあえて避けた理由は、まだEdgeスクリーンに操作性も含めそこまでの実用性を感じなかったことと、Snapdragon 805を搭載しているからです。


1)仕様

仕様
※搭載CPU、ネッワーク対応周波数、LTE Cat.4(up to 150Mbps)もしくはCat.6(up to 300Mbps)については、投入される地域及びモデルによって異なります。また、CDMA2000対応モデルはCDMA2000採用キャリアのみに投入されます。


仕様を見た限りでは、CPU、スクリーン解像度、通信速度、カメラ、Sペンなどが改善向上されています。


スクリーン解像度はFullHDからQuadHD(WQHD)に向上しており、ディスプレイは相変わらず高いコントラスト比のSuper AMOLED(有機EL)を採用しています。このQuadHD Super AMOLEDの表示品質が中々凄いの次回紹介したいと思います。

RAMについてはNote 3に続いて3GBとなっており、バッテリーはほぼ据え置きになっています。バッテリーは5インチでも3500mAh搭載の機種もあるのでもう少し欲しかったかな...と思う次第。


この仕様の違いの中で私が個人的に注目したのはCPUの違いです。

Note 4にはExynos 7 Octaを搭載したモデルがあります。Exynos 7 Octa「Exynos 5433」は、(私の知る限りでは)世界で初めてCortex A57を搭載しています。

ARMはスマートフォンで採用される系統のCPUではトップクラスのシェアを持ち、その中でもCortex A57は、スマートフォン向けのARM系CPUでは最新の部類に当たります。Apple A7内蔵のCPU同様、64bitのARM CPUで、ハイエンドに位置づけされるものです。

(ちなみにスマートフォンや多くのタブレットではCPU、GPU、RAMなどをワンチップに統合したSystem-on-a-chip(SoC)という形で採用されています)
Exynos 7 Octa

(引用元:SAMSUNG)

Exynos 5433では、1.9GHz駆動の強力なCortex A57を4基、同じく64bitで、1.3GHz駆動のローパワーなCortex A53を4基搭載しています。
異なる種類のCPUを組み合わせて用いる(ヘテロジニアスマルチコア)ものを、ARMでは「big.LITTLE」と呼びますが、Exynos 5433ではこのbig.LITTLE技術が用いられています。

big.LITTLEは、負荷に応じてローパワー、ハイパワーなCPUを最適に使い分け、消費電力を低下させることが出来ます。
さらに、Exynos 5433では、「HMP(Heterogeneous Multi-Proccessing)」にも対応し、A57とA53の8コアすべてを並列して稼働させることができます。(HMPはExynos 5420から対応)

英語ですがARMのサイトの画像を見れば、なんとなく「big.LITTLE」とはなんぞやということが理解できると思います。

これに対しSnapdragon 805は、CPUやGPUなどで向上はしていますが、基本的には801と同様Snapdragon 800の延長に当たります。
Snapdragon 805のNote Edgeと、Exynos 7 OctaのNote 4を触り比べてみると、実際体感で分かる動作の差がありました。(Snapdragon 805にQuad HDスクリーンは重かったんだ...)




2)デザイン

Note 4シャシー

基本的にはGALAXY Note 3を踏襲したものという印象を受けます。

Note 4では、金属シャシーを採用しています。側面はそれぞれのカラーに合わせた色となっており、更に側面のエッジ部分は光沢仕上げになっています。



後ろ比較側面比較

Note 3やGALAXY S5では側面はプラスチックに銀メッキ光沢仕上げになっていますが、こちらはメタルシャシーに光沢を抑えた加工で質感は大きく向上していると感じます。

背面は、Note 3では革張り調になっており、バックカバーの縁には皮革を縫ったような加工がしてありましたが、Note 4ではこの革張り調を引き継ぎつつも、縁の縫うような加工はなくなっています。

また、これは触ってみないとわからないことですが、Note 3の背面が硬めだったのに対し、Note 4の背面は滑らかで柔らかい印象を受けます。また、ホワイトモデルでは若干パールのような光沢もあります。


残念なのは、横幅こそNote 3より若干狭くなっていますが、縦と厚さはNote 3より大きくなっており、重量も168g→176gと増加してしまっています。

軽量かつ、狭額縁にラウンドフォルム、更に5.5インチスクリーンながら149gという優れた筐体のLG G3に慣れてしまうとやはり大きすぎるという感が否めないのが残念なところです。


次回はデザイン、カメラ、Sペンに迫っていきたいと思います。

(10/31 重量の記述について修正)